おむすびTIMES

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第六回 おむすびや in HAWAII(2001年11月)
「ライス・フェスティバルに参加」
原稿執筆:いやすめ・とんすけ(大竹俊之)

少し話が前になりますが、9月30日(日)ジャパン・カルチュラル・センター(JCC)でライス・フェスティバルが開催されました。お米を通じて日本の文化に接してもらおうという主旨でお米に関するビデオ上映や講演をはじめ、おむすび、巻き寿司、おもちの販売や、かわいいおむすびグッズなども展示販売されました。またTAMAKI米などの販売もありました。今回の当おむすびやの参加は、WaialaeにあるBest・Friendsというおむすびを中心にかわいい雑貨を扱うお店の方からJCCにご紹介をいただきました。おむすびの販売をはじめ、おむすびの結び方を披露。また、おむすびの結び方コンテストの審査にも参加させていただきました。
ハワイでは毎日が晴天なので、「本日は天気にも恵まれまして・・・」などというのも変ですが、晴天の中、JCCの中庭で楽しい時間をすごしました。ライス・フェスティバルの開催は今回が初めてということでしたので、どのくらいのおむすびを持っていけばいいのかわかりませんでしたが、来た方みなさんにおむすびを食べていただきたいと思い、120個ほどをお店でむすんでいきました。ところが予想以上に好評であっという間になくなってしまい、急いでご飯を炊く事になり、蒸らしの時間が足りないほどでした。
おむすびの体験むすびコーナーでは、小さなお子様やアメリカ本土やイギリスから来た方々皆さんがお米を三角形に結ぶことに興味を示して、ご自分でもむすんでみたいといって楽しんでおられました。初めてでなんとも不思議な形になりながらも、お米と海苔と具からなる素朴な味に堪能されていました。おむすびの結びコンテストでは、審査員をさせていただきました。司会者の方から、むすぶポイントはという質問には、技術的にはやさしく均一にむすぶといったなんともオーソドックスにこたえましたが、大切な事はやはり日本人にとってお米は日本の食の原点であり、一粒一粒を大事にむすぶことだと思います。お百姓さんが丹精こめてつくった米を粗末にはしてはいけませんと小さい頃教えられました。スクープライスもいいですが、お米そのもを味わうのもたまにはいいのではないでしょうか。自分にとっても日頃忘れがちなお米の大切さを改めて教えてくれたライス・フェスティバルでした。ぜひ、おいしいむすびたてのおむすびを食べにいらしてください。
事前にお電話でのご注文でしたら、お待ち頂かないですみます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
おむすびや店主

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