おむすびTIMES

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第二十八回 おむすびや in HAWAII(2005年四月)
「$1の感動!それはおむすび」
原稿執筆:いやすめ・とんすけ(大竹俊之)

そもそもおむすびが$2以上というのはたかすぎるような気がする。それなのに、いやすめでは、いくらやいくら鮭など$2以上する。でも、基本は$1.68。1ドル代がほとんどです。いくらは高いのでごめんなさい。
ハワイで食事に20ドル、30ドル、それ以上出せばお客様を感動させて当たり前。味もボリュームも雰囲気も感動させてくれなくては納得できない値段である。プレートランチやお弁当も5ドル、6ドルで多くのお店が工夫をこらしてお客様に満足してもらえるように特色を出している。でも、おむすびは違う。 和食なのに$1札2枚でおつりがくる。それでもって小腹を満たし、これはおいしいという感動を味わえる。これはすごい!日本のコシヒカリと海苔を使い、満足度100%である。本店のワイキキサンドビラでは、注文をいただいてから、その場でむすびます。むすびたてを食すれば、海苔はパリパリ、お米はあったか、それでもって安い。ハンバーガーも安いけど、それは値段相応でそこそこのお味。だってここはアメリカだから。
僕はおむすびという日本が産み出したすてきな和食を大切に人の手でしっかりとむすんでいきたいと思いながら毎日むすんでいます。どうか、ハワイで食べるおむすびをしっかり味わってください。ゆとりを持って、ご注文下さい。「もう、迎えがきているのですが、すぐできますか?」コンビニのおむすびではないので、冷蔵ではありません。作り置きではありません。
今日もおむすびやは、ヤケドぎりぎりでむすんでいます。

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